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【なぜ僕らは働くのか?②】

世界ウルルン滞在記をみて

心に小さな火が灯りました。

その小さな火とは

自分も「世界を旅したい!」

「世界中の人と仲良くなりたい!」

「世界で人の役に立いたい!」

そう思ったら

居ても立っても居られなくて

「どうやったら海外に行けるのかな?」と考えました。

当時は今のようにインターネットもスマホも普及していない時代でしたので、情報を収集するのも一苦労。

ある日、知り合いから「海外青年協力隊」というものがあることを教えて貰いました。

早速、胸を躍らせて説明会に行きました。

しかし、そこで現実を突きつけられます。

隊員になる為には専門的な知識や技術が必要であり

当時19歳の私には何のスキルもありませんでした。

当たり前の話ですが、私が海外に行っても何もすることはできません。

スキルがないなら、「スキルを身につけたらいいんだ!」

その為には何か資格が必要だと考えました。

私は祖母が身体障害者だったこともあり、大のおばあちゃん子でもありましたので、

そうだ、医療か福祉関連の資格を取り、人の役に立つ仕事につきたいと思いました。

「思い立ったら即行動!」

できたら良かったのですが

「石の上にも三年」の言葉があるように
耐え忍ぶことをせずに辞めてしまうことはどうなのか?

野球部の監督に紹介して貰ったし、会社の先輩達には可愛がって貰ってるし

自問自答の無限ループに陥ってしまいます。

どうしよう、どうしようと

心此処に在らずの毎日

週末にウルルン滞在記を見ると

心に火が灯るし

週明けに
会社に行くとやる氣の火は消えかかるし

でも、やっぱり後悔する人生は送りたくないし
このまま時間が過ぎていくのは嫌だし

悩みに悩んだ末に

まずは正直に自分の氣持ちを伝えようと、高校の野球部の監督に相談に行くことにしました。

歴代の野球部の先輩方も就職していた会社でしたので、私が信用に傷をつけてしまうのではないか、恩を仇で返すようなことにならないか心配していたのですが、監督さんから大きな後押しを得ることができ、とてもホッとしました。

次の日に退職届を提出しました。

つづく

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