怪訝そうな顔をしながら
ベットから起き上がる金髪さん
地面に足を着けた瞬間に
金髪さんからとんでもない
一言が発せられました
•••
「あれっ?足が全然痛くない」
「嘘やろ」
恐る恐る歩く金髪さん
「やっぱり痛くない、痛くないぞー」
「マジでっ」
「スゲッー」
「何が起きた」
金髪さんは
目を丸くして大興奮しています。
その様子を側で見ていたお母さん
「実は私も長年の腰痛に悩んでいるのですが、それも改善したりしますか?」
私「どこまで変わるかは分かりませんが、私で良ければ施術させて頂きますよ。」
お母さんも施術ベッドに横になりました。
先ほどと同じように
腰が痛くても
「首の一点のみを調整します。」
「ガチャ」
ベッドから起き上がったお母さんはこう言いました。
「何これ〜、全く痛みが無くなったんだけど」
お母さんは興奮して、大喜び!
何度も腰を曲げたり、反らしたり
自分の腰の状態を確かめますが
やはり痛みは消えてしまったようです。
更にそれを側で見ていた
金髪さんの弟くんが
「僕は野球で肩を痛めていますが、治りますか?」
私「どこまで変わるかは分かりませんが、私で良ければ施術させて頂きますよ。」
ベッドに横になる弟くん
先ほどと同じように
肩が痛くても
「首の一点のみを調整します。」
「ガチャ」
ベッドから起き上がった弟くんはこう言いました。
「何これ〜、全く痛みが無くなったんだけど!」
弟くんも興奮して、大喜び!
結局3人とも痛みが消えて大興奮!
「手品か?」
「魔法か?」
「超能力か?」
私は「無我夢中」で施術したので
手応えもなければ、感動もありません。
只々、3人が喜んでくれている事実に
「ホッと」したことは覚えています。
この奇跡的な状況が起きた後
金髪さんは
「満面の笑顔を見せてくれました」
金髪さん
「もう、全然痛みもないので明日から仕事できそうっすよ!」
私「本当ですか〜〜〜」
心を開いてくれた金髪さんと世間話をすることができるようになりました。
金髪さんは野球が趣味で
後日、練習試合をすることになりました。
野球を通じて更に親しくなり、いつの間に家族ぐるみでお付き合いさせて頂く仲にまでなりました。
また、
お母さんが今回の出来事を友人、知人に話をしてくれたようです。
「ピンチはチャンス」と言いますが、
この出来事を機にたくさんのご縁を頂きました。
今でこそ笑い話になりますが
この時は「どうなることか?」と
本当に焦りました。
祖母が伝えてくれた
「お礼とお詫びは一刻も早く」
この言葉にも救われた出来事でした。
おわり