私が開業して
今年で丸12年が過ぎました。
最近は渡邉さんいつも
「ポジティブですよね!」
「行動力がありますよね!」
と言って頂くことがありますが
開業当初は全くそんなことはありませんでした。
いつも起きてもいない
心配をしていました。
自分にも自信がないし
人と話をする仕事なのに
人前で話しをするのが苦手で
自分を変えたくて
様々なセミナーに行きまくり随分と時間とお金を注ぎ込みました
未だに人前で話をするのが苦手で、時々、自分でも何を言いたいのか分からなくなってしまうことも多々あります
そんな私でもこの仕事を12年続けることができています。
しかも、話をする事が苦手な私が現在は人に技術を伝えることになっているとは当時は考えてもいませんでした。
今は私と一緒に学んでくれているスクールの仲間がいますので、その方々に向けて自分の失敗した体験談を少し書いてみたいと思います。
開業当初は
当時、日本でも数少ない上部頚椎カイロプラクティックの技術を用いて開業しました。
開業前は福祉の仕事に従事していましたが、
勤めていた病院を辞めた次の日に開業しました。
「とにかく一日でも早く開業したい」
その想いだけが強くありました。
治療院で働いた経験もなく、どのような流れで仕事をしたら良いのかも全く分からず、全てが手探りの状態でした。
今のようにSNSもありませんでしたし、特に集客のやり方がまったく分からない!
不安しかない状況でのオープンでした。
それでも、初めは生まれ育った地元の近くで開業したこともあり、家族、親戚、友人、知人が応援してくれたお陰もあって良いスタートが切れました。
親戚や友人がその知人を連れてきてくれました。
(この時は自分の実力に伴わない、順調な滑りだしに勘違いしていました。)
しかし、ある時期を境に殆ど予約の入らない日々が続きました。
収入も少ない不安な日々
夏のある日
家族で川遊びにいきました。
小学校低学年のやんちゃな息子達は大喜び。
最初はお互いに水を掛け合ったり、足をつける程度で遊んでいましたが、だんだんテンションも高くなり、子ども達の楽しそうな歓声も聞こえきます。
「子ども達も楽しんでくれて、来て良かったなー。」と微笑ましく遠くからその姿を眺めていました。
だいぶ時間も経ったしそろそろ帰ろうかな?と思っていると
子ども達が遊んでいる方向から若い男の人がこちらに向かって歩いてきます。
その表情は眉間にシワを寄せ、鋭い眼光でこちらを睨みつけています!
髪型も個性的でカミナリのような形のソリコミが頭の横にありました。
(ちょっと見た目は怖い感じの人です。)
周りには私達以外には誰もいないので、明らかにこちらに向かって近づいてきています。
10m、5m、3mどんどん近づいてきます。
そして、私の前にカミナリさんがやってきてこう言いました!
「俺の友達があんたの子どもに突然後ろから押されて川に落ちてしもうたばい!」
「足ばくじいてしまって、動けんごとなったとけど、どかん責任ばとってくれるとね?」
鬼のような形相でそう言われました!
つづく
桝田 満、山本 真司、他164人
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