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【久しぶりに父と2人で食事】

昨日、開業して11周年を迎えましたが

当時、開業することに猛反対していたのが今年で75歳になる父でした。

努力と忍耐と根性が服を着て歩いているような人で父から弱音や愚痴を聞いたことは1度もない。

私にとって父は最も尊敬する人でもあり、小さい頃からそんな父に認めて貰いたいと言う思いが強かった。

しかし、父には目に見えない「氣」や「自然治癒力」のようものは全く理解できなかったようだ。

確かに自分が逆の立場でも、反対していたかもしれない(笑)

私は父の反対を押し切って意地で開業した。

私が開業しても父の考えは変わることはない。

そんな父だか

ある時に

1人喫茶店でコーヒーを飲んでいると

隣から2人の女性の話し声が聞こえてきた。

聞き耳を立てた訳ではなかったが、

「最近、すごく良い施術院を見つけたの」と

どうやら2人は息子の話をしているらしい。

店の名前も間違いない。

父から直ぐ電話がかかってきた。

「喫茶店で隣の人達がお前の話しばしよったぞ!」

それが、開業2年ぐらいした頃。

些細な事ではあったが

開業して初めて父に認めて貰えたような氣がして、

とても嬉しかったことを覚えている。

開業して11年

健康体だった父も年を重ね、

今では身体のあちこちが痛みを感じるようになってきた。

「最近、歩く時に腰の痛かとさぁー」

という父に久しぶりに施術した。

すると

「うわっー、嘘のように身体の軽かばい!」

「すごかばい!」

と言って素直に喜んでくれた。

私にとっては父の反応と言葉の方が

嘘のようでビックリしている‼️

年は重ねても

まだまだ努力と根性と忍耐の精神は健在で

今も新たなことにチャレンジし続けている

おやじの背中は未だに大きい‼️

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